2013年5月10日金曜日

Googleアナリティクスでサブドメインがあるサイトの設定


これも今更な感じですが・・・w、頻出する設定なので、備忘録も兼ねて書いておきます。
このような場合です。
図のように「www.ryomarketing. blogspot.com」「test.ryomarketing. blogspot.com」と複数のサブドメインがあるサイトを一つのサイトとして解析したい場合に行う設定です。


この設定を行うことにより、それぞれのサイト、ページのアクセス数だけではなく、両ドメイン間を行き来した場合にリセットされてしまう参照元などの情報が引き継げるようになります


作業①トラッキングコードの変更
両サイトのトラッキングコードを変更します。

_gaq.push(['_setAccount', 'UA-XXXXXXX-X']);
_gaq.push(['_trackPageview']);の間に
_gaq.push(['_setDomainName','ryomarketing.blogspot.com']);を挿入。

'ryomarketing.blogspot.com'の箇所は解析したいサイトのドメインが入ります。

Googleアナリティクス初期導入時であれば、トラッキングコード発行ページでサブドメイン用のトラッキングコードの自動発行も可能です。右のバーを「オン」にします。


作業②フィルタの設定
ここでカスタムフィルタを作成する理由ですが、
仮に、「www.ryomarketing.blogspot.com/index.html」「test.ryomarketing.blogspot.com/index.html」という2つのページがあった場合、GA上だと、/index.htmlとして合計されてしまいます。これをドメインから表示させることにより、どちらのドメインの/index.htmlなのか分かるようにする設定です。

カスタムフィルタを作成し、下図のように入力後、プロファイルに適用します。




フィルタの種類・・・「カスタムフィルタ」を選択し、「詳細」を選択
フィールド A・・・「ホスト名」を選択
引用 A・・・(.*)と入力
フィールド B・・・「リクエスト URI」を選択
引用 B・・・(.*)と入力
出力先・・・「リクエスト URI」を選択
構成・・・$A1$B1と入力






これにより通常はドメイン以下しか表示されないページ名が、ドメイン部分から表示されるようになり、ページの判別がつくようになります。

サブドメイン間の繋ぎこみはこれで完了です。

ではサブドメインではなく、全く異なるドメインが存在するサイトの場合はどのように設定すればよいのか?
これについては次回ご紹介します。