2013年5月24日金曜日

ヒートマップ系解析ツール

一昨日、ヒートマップ系解析ツールのクリックテールから、スマートフォンやタブレット端末のタップ、スクロールといった動きを可視化できるツールがリリースされたそうです。

ClickTale Touch(クリックテール・タッチ)

先日、このブログでもご紹介した「USERDIVE」もそうですが、こういったヒートマップ系解析ツールも徐々にスマートフォン対応してきましたね。

このクリックテール(PC版)に関しましては、私もPC版サイトの改善提案を行う際に使用したことがありますが、Googleアナリティクスをはじめとした数値系解析ツールでは分からないユーザのページ内での動きが見えますので特にランディングページの改善提案には非常に有効でした。

改善に役立った機能をいくつかご紹介しますと、、、

まず、ヒートマップ機能では、
●マウスムーブ(マウスの位置を基にしたヒートマップ)
●アテンション(ページのどの領域でスクロールが止まりよく見られているか)
●平均スクロールリーチ(平均どの領域までスクロールされているのか)

フォーム解析についても、
●離脱する直前にアクセスしていた(入力しようとしていた)入力領域がどこか?
●入力フォーム送信時、どこの入力領域が空欄になることが多いのか?

また、サイト訪問時のユーザの動きを録画できる機能があり、
これを任意の参照元別、キーワード別、CVユーザ別などでセグメントした上で閲覧することが可能です。

クリックテール(PC版)の話ばばかりになってしまいましたが、
ランディングページの場合、数値系ツールですと、ランディング数、検索キーワード(参照元)、滞在時間、直帰率、CV数、CV率くらい、またページ内にクリック可能な仕掛けを作ってイベントトラッキングで計測することによってある程度ユーザニーズの把握は可能ですが、改善の決定打になるようなデータはなかなか得られないというのが現状です。

このような時に役立つのがこのようなヒートマップ系解析ツールだと思います。