2017年12月14日木曜日

無料SEO順位チェックツール「SERPOSCOPE」使用レビュー




無料でSEO順位チェックができる「SERPOSCOPE」を数日使用してみての簡単なレビューです。


[主なメリット]

■キーワード登録数は無制限。

■同キーワードでデバイス別(PCとSP)での登録は可能。
※ただ現在(2017年12月14日時点)はスマホ順位は上手く取得できていない。

■ランクインしたページ、また他サイトも含めた対象キーワードでの1~100位までのURL一覧が閲覧可能。

■順位履歴のCSVダウンロードが可能。


[主なデメリット]

■インストールしたPCが立ち上がっている時のみ順位チェックが可能(チェック不可な日も出てくるが、順位は参考値であるため個人的には問題なし)。

■検索エリア(地域)の指定は不可。

■海外ツールであり、すべて英語表示のため、理解に苦しむところがある(でも慣れれば問題ない)。

■チェック速度はGRCに比べると決して速くはない(約50キーワードで45分。リクエスト間隔は設定できるため、余裕を持って設定)。


[総評]

SEO順位は参考値として使用であるため、無料でこれだけできれば十分というのが率直な感想です。
あとは並行してGoogle Search Consoleのデータ、Googleアナリティクスの自然検索LPからのパフォーマンスと合わせて見ていく形がいいのではないかと思います。

2016年3月16日水曜日

Googleサービスの障害情報の確認サイト

Googleの各サービスのサービス障害(データ遅延など)が発生していないか確認できるサイトです。

Google Apps ステータスダッシュボードというサイトです。




上記のように各サービスごとの時系列でステータス情報を確認できます。


また、オレンジ色になっている(サービス障害の印がある)箇所をクリックすると、詳細情報を確認することもできます。




このサイトをブックマークしておき、通常使用時に比べ、データの反映が遅れていると感じた時は確認してみるとよいかもしれません。

2015年3月26日木曜日

ネイティブ広告

ネイティブ広告については聞いたことありましたが、私自身使ったことはないので少し調べてみました。

【メリット】
ニュースサイトなどのコンテンツの一部のように表示されるため、ユーザにとっては広告を見せられているという感覚が少ない点です。身近な例だとfacebookのニュースフィードに友達やいいねした企業以外の投稿が見られますが、これもネイティブ広告の一種です。ディスプレイ広告に比べ、クリック率も高いようです。

【デメリット】
メリットの裏返しですが、ネイティブ広告の場合はコンテンツの一部として見せる必要があるため、ディスプレイ広告のように同じデザインのバナーを複数の媒体で使いまわすことができず、コンテンツを考えるコスト(時間と費用)がかかります。

即CVを狙うというよりはその一歩手前の認知拡大やユーザを顕在化させることに向いている広告だと思います。 何をゴールにするのかはもちろん、広告コンテンツをしっかり考えないとなかなか思うような成果が得られない気がします。
リスティング広告やディスプレイ広告のように気軽に始められるものではなく、コンテンツ企画力が試される広告といった印象。ただ上手くいけばリスティングよりも大きな成果は上げられるケースもありそうです。

合う商材には凄く合いそうな気がしますね。

一方でこのように消費者の誤認防止に関する問題もあるようです。最近の記事ですね。
<ネイティブ広告>誤認防止で業界が指針策定 定義や表記定める (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

ユーザが広告記事と本当の記事をしっかり区別できるように表記する必要があるってことですね。

2015年3月23日月曜日

Googleアナリティクスでスクロール計測

縦長のランディングページは通常のWebサイトに比べるとページ数がなくリンクが少ないという特性上、Googleアナリティクスをはじめとした“数値解析系ツール”だとなかなか問題が見えにくいです。

ヒートマップ系ツール(※)を入れる!という選択肢もありますが、Googleアナリティクスでもどこまでどれくらいのユーザがスクロールしたのかを調べることは可能です。

※ヒートマップ系ツールについてはまた別の機会に紹介したいと思います。

以下のようなデータを取得できます。

「Baseline」がデータ取得できた全体の件数です。そのうち、「25%」まで進んだのが12件、「50%」まで進んだのが10件・・・といった具合です。このサンプルだと「100%」進んだのが全体の25%ということになります。もちろん、ページごとのデータを見ることも可能です。また参照元やキーワードといったセグメントごとに見ることも可能です。

他にも各%まで到達するのに要した平均時間も見ることができます。

なお、このカスタム設定ですが、ユニバーサルTC、非同期(旧)TC、どちらでも動きました。以下が実装手順です。


Scroll DepthのサイトのDownloadボタンからjavascriptファイル(jquery.scrolldepth.min.js)を右クリックで保存し、任意のディレクトリに格納します。


②jQueryを埋めこみます。<head>内。
※jQueryについては既に導入済の場合は必要ありません。あまりバージョンが古いと動かない可能性があります。

<script src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.1/jquery.min.js"></script>


③スクロール計測用のコード(下記)を埋めこみます。<head>内。
1行目のパスの部分は「jquery.scrolldepth.min.js」が格納されているパスに変えます。
※トラッキングをする最小のピクセルや、指定した要素のスクロールイベントなどオプション設定もできますが、ここでは最も標準的な例として紹介されていた形式をデフォルトとしてあります。

<script src="js/jquery.scrolldepth.min.js"></script>
<script>
jQuery(function() {
jQuery.scrollDepth();
});
</script>
<script>
// Example with options
jQuery.scrollDepth({
minHeight: 2000,
elements: ['#comments', 'footer'],
percentage: false,
userTiming: false,
pixelDepth: false,
nonInteraction: false
});
</script>

2015年3月20日金曜日

Googleアナリティクスとユニバーサルアナリティクスのカスタム設定(③クロスドメイントラッキング編)

前回からずいぶん日にちが空いてしまいましたが、Googleアナリティクスとユニバーサルアナリティクスのカスタム設定の違い、第3弾です。

今回は③クロスドメイントラッキングです。

●Googleアナリティクス(非同期コード)の場合

①TC追記
_gaq.push(['_setAccount', 'UA-XXXXXXXX-1']);
_gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
_gaq.push(['_trackPageview']);
※赤字が追記箇所。

②別サイトを繋ぐリンクボタンに追記
onclick="_gaq.push(['_link',this.href]); return false;"

③カスタムフィルタ
フィルタの種類・・・「カスタムフィルタ」を選択し、「詳細」を選択
フィールドA・・・「ホスト名」を選択。引用A・・・(.*)と入力
フィールドB・・・「リクエストURI」を選択。引用B・・・(.*)と入力
出力先・・・「リクエストURI」を選択。構成・・・$A1$B1と入力


●ユニバーサルアナリティクスの場合

例:計測したいドメインのサイトがAAA.comとBBB.comの場合です。

①TC追記
ga('create', 'UA-XXXXXXX-1', 'auto',{'allowLinker': true});
ga('require', 'linker');
ga('linker:autoLink', ['AAA.com','BBB.com']);
ga('send', 'pageview');
※赤字が追記箇所。

②参照元の除外設定
参照元除外リスト(アナリティクス設定 > トラッキング情報)に
AAA.com
BBB.com
を追加。

③カスタムフィルタ
フィルタの種類・・・「カスタムフィルタ」を選択し、「詳細」を選択
フィールドA・・・「ホスト名」を選択。引用A・・・(.*)と入力
フィールドB・・・「リクエストURI」を選択。引用B・・・(.*)と入力
出力先・・・「リクエストURI」を選択。構成・・・$A1$B1と入力


--
最も大きな違いはドメイン間を繋ぐリンクに触れなくても良くなったという点だと思います。
これは作業負担が軽減されますね。

2014年6月6日金曜日

Googleアナリティクスとユニバーサルアナリティクスのカスタム設定(②イベントトラッキング編)

今回もGoogleアナリティクスとユニバーサルアナリティクスのカスタム設定の違いです。

今回は②イベントトラッキングです。

●Googleアナリティクス(非同期コード)の場合

計測したい<a>タグ内に、
onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'カテゴリ', 'アクション', 'ラベル', 値]);"


●ユニバーサルアナリティクスの場合

計測したい<a>タグ内に、
onclick="ga('send', 'event', 'カテゴリ', 'アクション', 'ラベル', 値);"


--
ともにカテゴリとアクションは必須です。また、一番最後にtrueを入れる(下記参照)ことにより、直帰率に影響を与えずにイベントを送信することが可能になります。
('send', 'event', 'カテゴリ', 'アクション', 'ラベル', 値,true)

イベントトラッキングについては、違いはほとんどありませんね。



2014年6月5日木曜日

Googleアナリティクスとユニバーサルアナリティクスのカスタム設定(①仮想URL編)

久しぶりの更新です。
久しぶりというレベルではありませね。。。

ユニバーサルアナリティクスが標準となってしばらく経ちましたが、Googleアナリティクスで行っていた各種カスタム設定をユニバーサルアナリティクスで行う場合のやり方を備忘録を兼ねて紹介します。

今回は①仮想URL設定です。※赤字が追記する箇所です。

●Googleアナリティクス(非同期コード)の場合

<script type="text/javascript">
var _gaq = _gaq || [];
_gaq.push(['_setAccount', 'UA-xxxxxx-x']);
_gaq.push(['_trackPageview', '仮想URL']);

(function() {
var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true;
ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js';
var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
})();
</script>


●ユニバーサルアナリティクスの場合

<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');

ga('create', 'UA-XXXXXXXX-X', 'yourdomains');
ga('send', 'pageview', {'page': '仮想URL', 'title': 'ページタイトル'});

</script>


--

ユニバーサルアナリティクスでは、page指定だけではなく、title指定も可能という点が違いですね。