2013年5月30日木曜日

Instagram(インスタグラム)のアクセス解析ツール「Statigr.am」


「Instagram(インスタグラム)」、面白いですよね。

写真なので特にコメントなしでも投稿できますし、facebookやtwitterに比べると気軽な感じがして好きです。

そのInstagramのアクセス解析ツールである「Statigr.am」というツールを使ってみましたので少し紹介します。

これまでtwitterでこのようなツールはたくさんありましたが、それのInstagram(インスタグラム)版といった感じですかね。

まず、基本的な数値の確認ができます。
●現在の投稿数
●貰った「いいね!」数、コメント数
●フォロー数
●フォロワー数


Instagram(インスタグラム)を開始してから現在までの投稿状況の確認ができます。
●写真投稿数(累積)推移
●月ごとの投稿数
●曜日別、時間帯別の投稿数
●フィルター(種類別)ごとの使用比率
●タグの使用比率
●位置情報タグの使用比率


これまで貰った「いいね!」「コメント」数の推移も確認できます。
●月ごとの「いいね!」の数、写真あたりの平均「いいね!」数
●月ごとの「コメント」の数、写真あたりの平均「コメント」数
●他にも「いいね!」数、「コメント」数の多い写真(歴代)TOP5も分かります。


更に、どの曜日、時間帯、フィルターごとの反応(いいね&コメント)状況がよいのかを確認できます。
●曜日、時間帯ごとの反応(いいね&コメント)状況
●各フィルター(種類別)ごとの反応(いいね&コメント)状況

曜日、時間帯ごとの反応は、ビジネスでInstagramを使用している方にはに立ちそうな情報ですね。その他にも自分が好きな(よく「いいね!」&「コメント」する)相手なども知ることができます。

Instagram(インスタグラム)を使っている方は一度試してみてはいかがでしょうか。

2013年5月28日火曜日

検索エンジンの便利な活用法(絞込み検索)

検索エンジンは結構色々絞り込んだ検索ができます。
色々ありますが、その中でも今日はよく使いそうな検索方法をご紹介します。
私も実際、使用することがあるものばかりです。

-検索
「松井」について調べたいが、「松井秀喜」の情報は除外したい場合に使います。
「松井 -秀喜」と、検索したいワードの後にスペースをいれ、除外したいワードの前に「-(半角のマイナス)」を入れます。

site:検索
siteで指定したサイト内のみに絞って検索したい場合、
「site:*******.com Googleアナリティクス」で検索することにより、「*******.com」内で「Googleアナリティクス」に関する検索結果のみを抽出できます。

cache:検索
「cache:URL」と検索すると、Googleにキャッシュがある場合、ページを見ることができます。

filetype:検索
PDFファイルで検索したい場合は「filetype:pdf キーワード」
Excelファイルで検索したい場合は「filetype:xls(xlsx) キーワード」
で検索すると、指定したファイルタイプのみの検索結果を抽出できます。

""検索
キーワードを、""(ダブルクオーテーション)で囲って検索することで、フレーズを含む結果のみが抽出されます。
"base ball"と検索すると、「base」「ball」の両方のキーワードを含むページではなく、「base ball」そのままのキーワードを含むページのみを検索できます。

OR検索
「福田正博 OR ミスターレッズ」と検索することにより、「福田正博」と「ミスターレッズ」のいずれかが含まれているページを探すことができます。ORは大文字です。片方だけだと情報量が少なく、範囲を広げて検索したい場合に有効です。


覚えておくと、効率のよい検索ができますね。

2013年5月27日月曜日

Google Trendsに月別の「トップチャート」が追加

先週、Google Trendsに月別の検索トップ10を集計した「Top Charts(トップチャート)」が追加されました。



現状はアメリカでのデータのみで、カテゴリーはビジネス&政治、エンターテインメント、自然&科学、ショッピング、スポーツ、旅行&レジャーなど50弱のカテゴリー。

Googleさんの話では、このランキングは「キーワードの単なる検索回数という以上に一般ユーザーの関心を的確に集約したもの」とのことらしいです。

早く対象国に日本が加わって欲しいですね。
ついつい仕事と関係のないジャンルのランキングも見てしまいそうですが(笑)

2013年5月24日金曜日

ヒートマップ系解析ツール

一昨日、ヒートマップ系解析ツールのクリックテールから、スマートフォンやタブレット端末のタップ、スクロールといった動きを可視化できるツールがリリースされたそうです。

ClickTale Touch(クリックテール・タッチ)

先日、このブログでもご紹介した「USERDIVE」もそうですが、こういったヒートマップ系解析ツールも徐々にスマートフォン対応してきましたね。

このクリックテール(PC版)に関しましては、私もPC版サイトの改善提案を行う際に使用したことがありますが、Googleアナリティクスをはじめとした数値系解析ツールでは分からないユーザのページ内での動きが見えますので特にランディングページの改善提案には非常に有効でした。

改善に役立った機能をいくつかご紹介しますと、、、

まず、ヒートマップ機能では、
●マウスムーブ(マウスの位置を基にしたヒートマップ)
●アテンション(ページのどの領域でスクロールが止まりよく見られているか)
●平均スクロールリーチ(平均どの領域までスクロールされているのか)

フォーム解析についても、
●離脱する直前にアクセスしていた(入力しようとしていた)入力領域がどこか?
●入力フォーム送信時、どこの入力領域が空欄になることが多いのか?

また、サイト訪問時のユーザの動きを録画できる機能があり、
これを任意の参照元別、キーワード別、CVユーザ別などでセグメントした上で閲覧することが可能です。

クリックテール(PC版)の話ばばかりになってしまいましたが、
ランディングページの場合、数値系ツールですと、ランディング数、検索キーワード(参照元)、滞在時間、直帰率、CV数、CV率くらい、またページ内にクリック可能な仕掛けを作ってイベントトラッキングで計測することによってある程度ユーザニーズの把握は可能ですが、改善の決定打になるようなデータはなかなか得られないというのが現状です。

このような時に役立つのがこのようなヒートマップ系解析ツールだと思います。

2013年5月17日金曜日

愛生会病院のサイトが閉鎖?

Web関係者の間では超有名(?)な「愛生会病院」さんのWebサイトが閉鎖との噂です。

伝説の「愛生会病院」サイトが閉鎖の噂 「ネットの文化遺産、消えないで!」の声(J-CASTニュース)

TOPページは見てると目がチカチカします。強烈すぎますw

求人情報ページ。浮世絵をここで持ってくるとは・・・。

こちらは各種情報ページ。これはただ事じゃない。

上記リンクの記事のタイトルにもなっていますが、ネットの文化遺産、確かにそうかもしれません。
個人的にも閉鎖は残念ですね。
リニューアルされるのですかね、、、されるのであればどうリニューアルされるのかも楽しみです。

2013年5月14日火曜日

Googleアナリティクスで別ドメインがあるサイトの設定②


前回、別ドメインがあるサイトの設定方法をご紹介しましたが、今回はもう一つの方法です。

ECサイトのショッピングカート以降、また宿泊施設で予約システム以降に外部ASPを使用している場合、ソースコードを変更することができないケースがあります。
そういった場合に、トラッキングコードやリンクを修正せずに行う方法になります。

作業①元ドメイン内に完了ページを1ページ作成する
元ドメイン内にシンプルなページで構わないので、一枚完了ページを作成します。


作業②別ドメイン側の完了ページからリダイレクトさせる
別ドメインで完了まで遷移し、通常はここで終了なのですが、この完了ページでリダイレクトさせ、①で作成した完了ページに飛ばし、このページへのアクセスをGoogleアナリティクスでの目標に設定します。

これは、一度別サイトに出てしまっても30分以内に元サイトに戻ってくればそのセッションは継続されるというGoogleアナリティクスの仕様を利用した方法です。

この方法だと別ドメイン内での正しい参照元情報が取得できませんが、完了(コンバージョン)に至った情報のみ分かればよいという場合には、前回ご紹介した方法よりも作業コストをかけずにできるのではないかと思います。

2013年5月13日月曜日

Googleアナリティクスで別ドメインがあるサイトの設定①


前回はサブドメイン間の繋ぐ設定をご紹介しましたが、
今回は図のように全く別のドメイン間を繋いて一つのサイトとして解析したい場合の設定になります。

設定方法を主に2つあります。

今回はトラッキングコード、それから両ドメイン間を繋ぐリンクを修正することによる方法をご紹介します。

作業①トラッキングコードの修正
_setAccount と _trackPageview の間に
_gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
を追記します。

実際に追記した例が以下になります。
_gaq.push(['_setAccount', 'UA-XXXXXXXX-1']);
_gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
_gaq.push(['_trackPageview']);


作業②両ドメインのリンク間を繋ぐ
別ドメインへリンクすべてにonclick="_gaq.push(['_link','http://www.******/******']); return false;"
を追記します。

実際に追記した例が以下になります。
<a href="https://www.testtest.jp/test" onclick="_gaq.push(['_link',
'https://www.testtest.jp/test']); return false;">テストページを表示</a>

リンク箇所が多く面倒な時は、
onclick="_gaq.push(['_link',this.href]); return false;"
これを該当するすべてのリンクに追記してもOKです。
こちらの方が作業負担が減りますね。


また、フォームでの画面遷移をともなう情報送信は以下で対応します。
<form name="f" method="post" onsubmit="_gaq.push(['_linkByPost', this]);">


作業③フィルタの設定
これは前回ご紹介したカスタムフィルタによるドメイン取得設定を行います。

これで完成です。
もう一つの方法はまた次回ご紹介します。

2013年5月10日金曜日

Googleアナリティクスでサブドメインがあるサイトの設定


これも今更な感じですが・・・w、頻出する設定なので、備忘録も兼ねて書いておきます。
このような場合です。
図のように「www.ryomarketing. blogspot.com」「test.ryomarketing. blogspot.com」と複数のサブドメインがあるサイトを一つのサイトとして解析したい場合に行う設定です。


この設定を行うことにより、それぞれのサイト、ページのアクセス数だけではなく、両ドメイン間を行き来した場合にリセットされてしまう参照元などの情報が引き継げるようになります


作業①トラッキングコードの変更
両サイトのトラッキングコードを変更します。

_gaq.push(['_setAccount', 'UA-XXXXXXX-X']);
_gaq.push(['_trackPageview']);の間に
_gaq.push(['_setDomainName','ryomarketing.blogspot.com']);を挿入。

'ryomarketing.blogspot.com'の箇所は解析したいサイトのドメインが入ります。

Googleアナリティクス初期導入時であれば、トラッキングコード発行ページでサブドメイン用のトラッキングコードの自動発行も可能です。右のバーを「オン」にします。


作業②フィルタの設定
ここでカスタムフィルタを作成する理由ですが、
仮に、「www.ryomarketing.blogspot.com/index.html」「test.ryomarketing.blogspot.com/index.html」という2つのページがあった場合、GA上だと、/index.htmlとして合計されてしまいます。これをドメインから表示させることにより、どちらのドメインの/index.htmlなのか分かるようにする設定です。

カスタムフィルタを作成し、下図のように入力後、プロファイルに適用します。




フィルタの種類・・・「カスタムフィルタ」を選択し、「詳細」を選択
フィールド A・・・「ホスト名」を選択
引用 A・・・(.*)と入力
フィールド B・・・「リクエスト URI」を選択
引用 B・・・(.*)と入力
出力先・・・「リクエスト URI」を選択
構成・・・$A1$B1と入力






これにより通常はドメイン以下しか表示されないページ名が、ドメイン部分から表示されるようになり、ページの判別がつくようになります。

サブドメイン間の繋ぎこみはこれで完了です。

ではサブドメインではなく、全く異なるドメインが存在するサイトの場合はどのように設定すればよいのか?
これについては次回ご紹介します。